強運の持ち主…その3

巨大なエンジンに驚きつつ、最後は3等客室(今の飛行機でいうエコノミークラスですね)をみて…

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下船しました。
駆け足で見てまわったのですが、なかなか見所いっぱいの「氷川丸」でした。

さて、三回にわたってつけてきたタイトル『強運の持ち主』のことですが…
「氷川丸」は昭和5年(1930年)日本郵船12000トン級外洋貨客船、3姉妹船の1番艦(長女)として誕生・就航しました。
「日枝丸」・「平安丸」が妹に当たります。

時代は太平洋戦争前夜。
まもなく、日本海軍に徴用され病院船として使用されることになりました。時同じく徴用されていた姉妹船の「日枝丸」(特設潜水母艦、のち特設運送船に改造)と「平安丸」(特設潜水母艦に改造)が次々に戦没する中で、「氷川丸」は3度機雷に触雷しながらも生還を果たし、日本の大型民間船の中でも終戦まで沈没を免れた数少ない船になりました。
これが、一つ目の強運。

さらに、通常15~20年程度が寿命といわれる定期外洋船の中で、昭和35年(1960年)の引退まで太平洋横断254回、船客数2万5千名あまり、30年間無事に現役として活躍できたことが、二つ目の強運でした。

引退後、横浜市有形指定文化財に指定された「氷川丸」。
管理・運営をしていた「氷川丸マリンタワー株式会社」が2006年に解散・清算されるときに「氷川丸」がスクラップにされると言う噂が、まことしやかに流れました。
しかし、元の所属会社である日本郵船に戻り、再び資料館として一般公開されるようになったのが三つ目の強運です。

歴史ある船として、いつまでも愛され、身近な存在として「氷川丸」には山下公園に居続けてもらいたいものです。

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日本郵船氷川丸

住所
横浜市中区山下町山下公園地先 日本郵船氷川丸
電話
045(641)4362
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日※祝日の場合は開館、翌日休館
入館料
大人 200円 日本郵船歴史博物館両施設セット券500円
小・中高校生 100円 日本郵船歴史博物館両施設セット券300円
* 障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。ただし、車椅子の利用不可

ホームページ:http://www.nykline.co.jp/rekishi/exhibitions/hikawa.htm

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