昭和の香りを体験してきました…

空が泣いたら雨になる
山が泣くときゃ水が出る
俺が泣いても何にも出ない
意地が涙を…
泣いて 泣いてたまるかよ
通せんぼ

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前回、渥美清さん主演の『泣いてたまるか』にはまっているということにふれました。
いま「先生」シリーズが放映されていますが、なかなか興味深い。
「先生」シリーズは東急田園都市線・青葉台駅周辺が舞台になっていますね。
今ではデパートやマンションが立ち並ぶ青葉台駅周辺ですが、ドラマが撮影されたころは開発途中でさびしいところだったんですね。

さて、ドラマの舞台になった昭和30年代から40年代の生活・雰囲気が体験できる場所に行ってきました。

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東京都大田区南久が原にある『昭和のくらし博物館』です。

こちらは館長で京都女子大学教授である小泉和子さん一家が暮した家を保存・資料館として整備したものです。

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建物は昭和25年に始まった政府の住宅金融公庫の融資を受けて建てられた初期の建物だそうで、国の登録文化財の指定を受けています。

当時、融資を受けるには建物の規模や工事費(建築費)の制限があり、その制限いっぱいで造られたそうです。

入口である玄関をはいると左手に書斎、右手に二階へ続く階段があります。
今では、わりとスペースを取る階段廻りですが、昔の階段なのではしごのようにかなり急。それにふみ板のサイズが小さい…
昔、祖父の家がそうだったように…

二階は子供部屋と下宿人のための部屋の二間。
今では一軒家に下宿人と言うのは考えられませんが、当時は当たり前だそうで、小泉家では二人の下宿人がいたそうです。

そういえば、同じ時代に書かれたマンガ『サザエさん』の磯野家にも下宿人がいたんですよねぇ…

誰だか知っています?

それは…ノリスケさん
そう、イクラちゃんのパパです。

原作を知っていると答えられるのですが、テレビアニメしか知らない人には意外だったのでは…

館内の写真撮影は禁止されているので、写真はありませんが、茶の間の天井がべニア合板で貼られています。
でも、ただべニア合板を張っただけでは殺風景なので、竹を上手に使いこじゃれた感じに仕立てられていました。

一見、質素な感じの作りなのですが、随所に建築関係の仕事をされていた父親である孝さんのこだわりが見え隠れします。

今では当たり前の玄関のたたきをタイル張りにしたり、限られたスペースを有効に使うために家具などの調度品などは孝さんの設計によるものなのだとか…

懐かしい子供用のピアノや初めて見る木製の冷蔵庫などに感心しつつ、台所に水道と井戸水の蛇口があるのにはびっくりしました。

さて、『昭和のくらし博物館』では建物や生活用品をただ展示するだけでなく、体験学習・講習会が開かれて暮らしと歴史を総合的に学習・体験できる場となるよう努めているそうです。

昔を知っている人には懐かしい、知らない人には新たな発見がある場所。
それが『昭和のくらし博物館』なんですね。

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コンクリート製のごみ箱です。

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東急池上線沿線にあるのですが、今のステンレス製の車両より昔の緑色の車両が久が原の町に似合う気がしますね。

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『昭和のくらし博物館』



住所 東京都大田区南久が原2-26-19
電話 03(3750)1808
開館時間 10:00~17:00
休館日 月曜・火曜日
     年末年始(臨時休館日あり)
入館料 大人500円・高校生以下300円
駐車場 なし
(周辺にコインパーキングがあるので、そちらを利用。)




本郷、下宿屋ものがたり Geshukuya Stories,Hongoh,Tokyo
高橋幹夫
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